EXOセキュリティ　アップデートノート

 

今回のアップデートでは、管理者ページで変更・承認されたポリシーがエージェントに即時反映されるようになり、反映待ちの手間が解消されました。

 

さらに、セキュリティ強化の一環として、AIカテゴリサイトの一括遮断機能が追加され、承認済みのサイト以外をまとめて制御できるようになりました。macOS環境でも、印刷物へのウォーターマーク付与や未承認印刷の遮断が可能となり、情報漏洩対策が一層強化されています。

 

あわせて、管理者ページのメニュー構成も見直され、エージェント管理がより直感的で分かりやすくなりました。

 

このアップデートは7月26日10：00～18：00に実施されました。

アップデートが適用されたプログラムバージョンはWindows 1.28.12、macOS 1.25.5.2472です。

 

 

■    グローバルなセキュリティ課題であるAIカテゴリサイトの制御が可能に
  適用されるプラン : All-in-one protection
  適用される範囲 : Windows、macOS

 

１．WEBフィルタリングポリシーのカテゴリメニューにAIカテゴリが追加されました。

これまでも、希望するAIサイトを個別に許可・遮断することは可能でした。

しかし今回、AIカテゴリが追加されたことにより、承認されたサイトのみを許可し、それ以外のAIサイトをまとめて遮断できるようになりました。

 

※    AIサイトの遮断、なぜ必要なのでしょうか？

AIサイトは業務効率を高めるのに便利な一方で、個人情報の流出リスクもあるため、利用時には注意が必要です。

最近では、AIチャットサービス「ディープシーク（DeepSeek）」において個人情報の流出が問題視され、遮断方法をご案内したこともあります。

 

  自社で使用しているAIサイト、安全ですか？

安全な業務環境を構築するためには、自社で利用しているAIサービスを正確に把握し、

セキュリティ基準を満たしたサイトのみ使用を許可する管理が必要です。

２．許可されたAIサイトのみアクセスを許可することで、セキュリティリスクを低減できます。

  ポリシーの適用によって業務環境が変わるため、事前に従業員に案内した後にポリシーを適用するのが望ましいです。

 

①   管理者ページ > ポリシー設定 > IT運用最適化 > 「WEBフィルタリングポリシー」にアクセス

②   個別設定にて許可するAIサイトを追加し、「許可」に設定

③   カテゴリ設定でAIカテゴリを「遮断」に設定

⑤   社内に「macOS PC」がある場合は、上部の「macOSタブメニュー」に移動

⑥   機能が有効化されているか確認し、2〜4の作業を実行

３．AIカテゴリの対象サイトは随時アップデートされます！

 ポリシーの適用によって業務環境が変わる可能性があり、従業員への案内を行ったうえで適用することを推奨します。

 

 また、AIカテゴリに含まれるサイトは随時アップデートされており、多くのお客様がご利用中のサイトから順次追加されています。

 ただし、AIサイトは種類が非常に多いため、ご希望のサイトが含まれていない場合もあります。

 

 追加されたサイトはカテゴリポリシーに基づいて自動的に制御されるため、セキュリティリスクを最小限に抑えつつ、効率的な管理が可能です。

 

 

４．WEBアクセス制御が可能な2692個のサイトが追加および変更されました。

　適用されるプラン : All-in-one protection

　適用される範囲 : 管理者ページ、Windows、macOS（一部）

 

※    新しく追加・変更されたサイトが遮断される場合があります。

新たに追加されたサイトは、カテゴリポリシーに従って制御されます。

業務に必要なアプリが遮断された場合は、以下のメニューから該当サイトを許可してください。

 

・不要なWEBサイト

管理者ページ > ポリシー設定 > WEB保護 > リアルタイム保護と例外ポリシー > WEBサイト例外設定

 

・その他のカテゴリ

管理者ページ > ポリシー設定 > IT運用最適化 > WEBフィルタリングポリシー > 個別設定

 

 

５．アプリケーション制御が可能なアプリが追加されました。

　適用されるプラン : All-in-one protection

　適用される範囲 : 管理者ページ、Windows、macOS

 

※    新しく追加されたアプリが遮断される場合があります。

新たに追加されたアプリは、カテゴリポリシーに従って制御されます。

業務に必要なアプリが遮断された場合は、以下のメニューから該当アプリを許可してください。

（管理者ページ > ポリシー設定 > 情報漏洩防止 > アプリケーション制御ポリシー > 個別設定）

 

 

６．印刷制御が可能な印刷プログラムが追加されました。

　適用されるプラン : All-in-one protection

　適用される範囲 : Windows

　　さまざまなサイトが新たに作成されるため、継続的に最新化作業を進めております。

　　多くのお客様がご利用の製品から順次対応を行っております。
　　制御対象に追加したいWEBサイトやアプリなどがある場合は、いつでもサポートセンターまでご連絡ください。