企業PCセキュリティに必要な機能が揃う!

法人向け
エンドポイントセキュリティなら
「EXOセキュリティ」
  • IT資産管理+ウイルス対策+情報漏洩防止
  • 専門知識がなくても、簡単導入管理が可能!
  • All-in-oneでリーズナブルに一括管理

いつでもどこでも快適なPCセキュリティ環境を実現

マルウェア、ランサムウェア、
情報漏洩から企業を保護!

法人向けエンドポイントセキュリティ「EXOセキュリティ」

クラウド上の中央管理機能で管理が楽に

ITに不慣れな方でも
簡単に操作できる

管理者の負担が
ぐっと下がる

オンライン活動が
増えるほど
さらに拡大する
セキュリティ脅威

98%
  • 個人情報漏洩

    顧客の個人情報が含まれたファイルがハッキング・流出した場合
    企業の信頼度低下はもちろん、法的な責任が伴います。

  • ランサムウェア

    ランサムウェアはPC内のすべてのファイルを復旧不可能な形で
    暗号化するため、企業に深刻な被害を与えます。

  • 社内情報の流出

    会社の個人情報が入った文書が外部に持ち出され、
    許可なく活用された場合、企業はビジネス機会損失を被る
    可能性があり、被害の補償は望めません。

  • マルウェア

    マルウェアに感染すると、PC内のデータが破壊されます。
    重要なデータの一部、あるいは全てが使用できなくなり、
    生産性の低下につながります。

サイバー攻撃の98%は、攻撃のしやすい中小企業をターゲットにしています。
悪意のないセキュリティミスにより、
取り返しのつかない被害につながることがあります。

セキュリティソフト機能はもちろん情報漏洩対策までオールインワンで解決できる

法人向けエンドポイントセキュリティ「EXOセキュリティ」

リモートワークが増えていて
企業セキュリティ対策が不安

セキュリティ担当者の
業務負担を減らしたい

様々な脅威に対応できる
セキュリティ対策

  • PCセキュリティ機能

    アンチマルウエア、アンチランサムウェア
    WEBサイト遮断などのセキュリティソフト

  • 個人情報・
    機密データ保護

    個人情報保護法の遵守、
    顧客・企業保護

  • 情報漏洩予防

    ビジネス機会損失、法的紛争の備え、
    社内のセキュリティ意識の向上

  • 脆弱性チェック

    脆弱性を常にチェックし、
    セキュリティ状態を維持

  • IT運営管理最適化
    (IT資産管理)

    IT資産の自動収集で
    煩わしさ減少

  • 合理的な価格設定

    月額5,000円で
    企業セキュリティが実現可能

EXOセキュリティが
選ばれる理由

マルウェア検出履歴と措置内容
探知率の高いグローバル
セキュリティエンジンによる
強固なセキュリティ

社内PCに侵入しようとする悪性コードを強力に阻止し、
状況をわかりやすく提供します。

  • 優れた探知率(AVIRAエンジン基盤)
  • 人工知能とクラウド分析技術適用した
    アンチウイルス
  • 新型ランサムウェア防止(拡張子・フォルダの指定)
  • リアルタイム保護や自動アップデート
リアルタイム検査履歴
個人情報は暗号化し安全に保管

暗号化されていない個人情報を検出して
暗号化することができます。
個人情報の流出やハッキングの不安も払拭。

  • 暗号化されていない個人情報の保護
  • 管理者により強制暗号化が可能
  • EXOセキュリティでは復号化が可能
  • 個人情報管理者の把握が可能
デバイス制御履歴
外部へのファイル持ち出しを
さまざまな形で管理

USBのようなリムーバブルメディアや、WEBサイト、
ソフトを通じたファイルの持ち出しを管理します。

  • アプリケーション・リムーバブルメディア実行の遮断
  • ファイルの持ち出しを遮断
  • ログ記録だけの管理も可能
  • クラウドストレージ同期化の内訳提供
ダッシュボード
ITリテラシーが低い方でも簡単に
運営できるセキュリティ

直観的でわかりやすいUIで
必要な情報やセキュリティを簡単に把握できます。

  • 直観的な情報の提供
  • 簡単なポリシー設定
  • 簡単に配布・ユーザーインストールが可能
  • セキュリティ脅威の通知

グローバルウイルス検知テストに
優秀な成績で合格したEXOセキュリティ

  • グローバルアンチマルウェアVB100性能認証取得

    グローバル
    アンチマルウェア
    性能認証VB100取得

  • AVIRA社のアンチウイルスエンジンを使用

    AVIRA社の
    アンチウイルス
    エンジンを使用

  • マイクロソフトウイルスイニシアティブメンバー加入

    マイクロソフト
    ウイルスイニシアティブ
    メンバー加入

  • 人工知能とクラウド分析技術を適用した
    アンチウイルス

    グローバルTOP3ウイルス対策エンジンをベースに、
    パターンマッチングに加えて、人工知能の機械学習と
    クラウド分析技術を採用したアンチウイルス

  • 新型ランサムウェアを防御

    保護したい拡張子やフォルダを指定すると、
    疑わしいプログラムを全て遮断し、
    より強力に保護できます。

  • 疑わしいサイトへのアクセスを遮断

    悪性コード流布サイトや悪質サイトを遮断します。
    遮断したいサイトを個別に指定することもできます。

  • リモートワークで生まれる
    セキュリティリスク

    リモートアクセスとは、社外からネットワークを経由して、会社のコンピュータにアクセスすることです。在宅社員が使用するPCのセキュリティ対策が不十分なままリモートワークを推進することで、社内のサーバーに侵入されるケースが増加しています。

    社員のログイン情報を不正に入手される「なりすまし被害」や、コンピュータウイルスに侵入され社内データが破壊される「ウイルス感染」など、最悪の場合、業務が一定期間停止することもあります。

  • 低価格で簡単に導入できる
    EXOセキュリティ

    EXOセキュリティのユーザーインタビューを実施したところ、セキュリティツールを導入した理由として、「リモートワークに切り替えることによるセキュリティの強化」が一番多く、なぜこれまで導入しなかったかの問いには、「セキュリティ担当者がおらず手付かずだった」という回答が多く見られました。

    EXOセキュリティは、このような情報システム担当者不在の企業様も簡単に導入できるツールを目指して設計・開発しております。きるツールを目指して設計・開発しております。

  • PCセキュリティチェック

    PC脆弱点を発生させる主要項目をチェックし、 従業員が自ら措置できるようサポートします。 管理者は会社内のPC脆弱点の現況を確認することができます。

    * OS及び主要SWアップデートチェック、共有フォルダー使用点検、USB自動実行点検など

  • IT資産管理 BETA

    EXOセキュリティをインストールするだけで、
    社内PCのすべて(スペック、アプリケーション状況)を把握でき、
    管理者の資産管理負担を減らします。

  • 直観的情報で社内のセキュリティ脅威の
    把握が簡単

    専門用語の使用を控えてシンプルな表現で
    探したい情報を楽に探せるよう構成しています。

  • 簡単な設定

    On/Off設定、タイプ設定、例外ユーザー設定の順に
    手軽にポリシーを作成することができます。

  • 別途の設置が必要ないウェブ基盤の中央管理

    サーバーが要りませんし、中央管理用プログラムも必要ありません。ウェブ接続だけで社内PCのセキュリティ状況は把握できます。

    * 管理者の追加可能(権限指定可能)

ユーザー登録後、社員のPCにインストールするだけ。月額5,000円からセキュリティ対策ができます。

チャットでいつでもどこでも手軽に!

お気軽にお問合せください。

導入された
お客様の声

情シス不在でも簡単に
導入できました。

会社がリモートワークを導入することになり、セキュリティツールを探しておりました。
機能・価格両面で比較したところ一番コストパフォーマンスが良さそうだと判断し、EXOセキュリティを導入しました。情報システム管理者がいない弊社でも、簡単に導入できました。分からないことを丁寧に対応いただけたことも良かったです。

人材派遣会社/利用アカウント32

セキュリティの網羅性を考えると、ものすごく安いと感じました。

EXOセキュリティは価格がとても安かったので、機能面では足りないかな?と思ったのですが、問い合わせてみるとデバイスセキュリティ、ネットワークセキュリティ共に、十分な機能を備えていることがわかったので導入を決めました。 管理も非常にしやすく、以前のツールと比較すると手を取られる時間がかなり減少していると感じています。コストダウンできたことはもちろん、担当者にとってもありがたいセキュリティツールです。

システム開発会社/利用アカウント43

安心して使用できる機能、
親切な案内、遠隔操作

ウイルス管理、セキュリティ管理のような必ず必要な機能が簡単に使用できて安心して使用できます。
いつも親切に案内してくれますし、問題が発生したときに遠隔操作もしてくれて、助かってます。

hnbkor***

100名以下の中小企業に適した製品で、おすすめです。

価格も一般的なウィルス対策ソフトよりもかなり安価であるにもかかわらず、機能は充実しています。また実際に利用していますが、安定運用できています。以前利用していたウィルス対策ソフトではできなかったことも実現、セキュリティ強化を図ることができています。 フリーのファイル転送サービスの利用が横行しており、これを遮断するのに特別費用をかけることなく実現できました。 コストを抑えてセキュリティ対策を行いたい中小企業におすすめです。

広告・販促会社/50

オールインワンでラクな
セキュリティ管理

30名くらいの企業なので、情報システムチームがなく社内のPCセキュリティ一括管理が大変だったんですが、EXOセキュリティのおかげで、管理がとてもラクになりました。

acepla***

問題が発生したとき、
すぐにお願いできる遠隔操作

問題が発生したとき、すぐに遠隔操作をしていただけて、遠隔操作の際も、いただいたプログラムを開くだけでとても簡単でした。

gotomi***

コスパよく一元管理も大変ラクにできます。

何よりも管理画面がとても見やすく、管理者として加入している社員全員の状況が簡単に管理できる点だと思います。さらに、万全なセキュリティ対策もでき、価格帯も他社よりも大分抑えられている点も魅力的に感じています。 セキュリティソフトを社内管理者によって一元管理する方法を模索していた中で、本サービスを導入した事でそれが簡単に実現できました。 これまでセキュリティソフトは各々で加入するという状態でしたが、社内の人数が増えるにつれ、会社として法人契約を検討する事になり本サービスを導入しましたが、想像以上に一元管理しやすく、大変助かっております。 セキュリティソフトを社内管理者によってラクに一元管理したい方には大変オススメです。

人材派遣会社/30

IT管理者でなくても運用が可能で、
人件費を抑えてセキュリティを高められる
  • 情報システム室の様に専門家がいないような部署でも分かりやすい初期設定で運用ができる。
  • 管理者ページにより、利用状況や脆弱性の危険性を一括して確認できること。
  • 簡単なポリシー設定で、知識がない人でもセキュリティを高めることができること。
  • 社内にサーバーを設置しなくても、インターネットが接続できる場所であれば管理コンソールが操作でき、在宅ワークでも管理が可能なこと。
  • USBなどの外部データアクセス可能な機器の自動検出ポリシーの設定により、データの持ち出しを管理者権限で制限できる。
  • ウィルスセキュリティチェックや個人情報データのアクセス履歴を管理コンソールで確認できて、履歴をエビデンスとして残すことができること。

情報通信・インターネット会社/
ライセンス200

利用料金

合理的な価格、基本に忠実な法人向けエンドポイントセキュリティ

プラン Endpoint protection All-in-one protection
おすすめ リーズナブルな価格で基本に忠実な
企業専用PCウイルス対策
ウイルス対策と情報漏洩予防が同時に叶う
All-In-One PCセキュリティ
料金 5,000円(税別)/月 10,000円(税別)/月
ライセンス数 50まで使い放題 50まで使い放題
50ライセンス以降 1ライセンス当たり200円 1ライセンス当たり400円
主な機能
  • アンチマルウェア、アンチランサム、ウェブ保護
  • 人工知能機械学習とクラウド分析を採用したアンチウイルス
  • 新型ランサムウェアも防止
  • 人工知能機械学習とクラウド分析を採用したアンチウイルス
  • 個人情報の検出・強制暗号化
  • デバイス制御(USBなど)、アプリケーション制御
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今こそ徹底したい情報セキュリティ対策のポイント5点
今こそ徹底したい情報セキュリティ対策のポイント5点

近年、サイバー攻撃はますます高度化、巧妙化しており、企業や個人にとって大きな脅威となっています。 情報漏えいやシステム停止などの被害は、事業継続や社会的信用に深刻な影響を与えかねません。   そこで本記事では、「情報セキュリティ10大脅威2024」から、最新のセキュリティリスクを確認したうえで、どのような対策を取れば脅威を防ぐことが出来るのかを、解説していきます。   目次 10大脅威2024からみるセキュリティリスクのトレンド 10大脅威2024(組織)トップ10 ランサムウェアによる被害 サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃 内部不正による情報漏えい等の被害 セキュリティ対策のポイント5点 パスワード対策の徹底 セキュリティ対策ソフトウェアの導入 従業員教育の強化 適切なバックアップの実施 最新の脅威情報の収集 まとめ   1. 10大脅威2024からみるセキュリティリスクのトレンド 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、毎年「情報セキュリティ10大脅威」を公開しており、2024年版が1月24日にリリースされました。毎年、個人向け脅威と組織向け脅威に分けて、1位から10位までが発表されていましたが、今年から個人向けは、順位を付けずに発表されることとなりました。 これを見た多くの人が上位から対応し、下位になるほど優先度が下がってしまう、という反省によるものとのこと。 組織向けも同じですが、順位が上だと危険度が高く、下の方が危険度が低い、というわけではありません。人や企業、環境によって脅威となるレベルは異なるため、順位はあまり意味がないといえるかもしれません。 参考:「情報セキュリティ10大脅威 2024」     1-1. 10大脅威2024(組織)トップ10 「情報セキュリティ10大脅威2024」組織向け脅威のトップ10は、以下のとおりです。 1. ランサムウェアによる被害 2. サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃 3. 内部不正による情報漏えい等の被害 4. 標的型攻撃による機密情報の窃取 5. 修正プログラムの公開前を狙う攻撃(ゼロデイ攻撃) 6. 不注意による情報漏えい等の被害 7. 脆弱性対策情報の公開に伴う悪用増加 8. ビジネスメール詐欺による金銭被害 9. テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃 10. 犯罪のビジネス化(アンダーグラウンドサービス) 2023年と比べて、順位の変動はあったものの、すべての脅威が前年もランクインしており、新しく加わったものはありませんでした。また、過去4年間を調べてみても、ほとんどがずっとトップ10に入っているものばかりです。 とはいえ、危険度や重要度が低くなったわけでは決してありません。 東京商工リサーチの調査によると、2023年はウイルス感染や不正アクセスによる情報漏えい・紛失が過去最多だったとのことで、十分なセキュリティ対策は引き続き重要といえます。 参考:株式会社東京商工リサーチ_2023年の「個人情報漏えい・紛失事故」が年間最多 件数175件、流出・紛失情報も最多の4,090万人分     1-2.ランサムウェアによる被害 「ランサムウェアによる被害」は、過去4年間ずっと1位となっており、組織や企業において重要度は変わらず高いということがいえるでしょう。 ランサムウェアとは、データを暗号化して人質にとり、金銭を要求するサイバー攻撃のことです。 近年、攻撃対象が広範囲に拡大し、中小企業や個人も標的になっています。日本のランサムウェアの被害も甚大で、警察庁の調べによると、令和5年(2023年)上期の被害件数は103件と、過去数年変わらず高い水準で推移しています。 参考:警察庁「サイバー空間をめぐる脅威の情勢等」     1-3. サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃 サプライチェーンとは、製品やサービスの製造・販売に関わる企業間のネットワークのことで、顧客や仕入れ先、親会社・子会社といったグループ企業まで含めるのが一般的です。 大企業ほど十分にセキュリティ対策を行っており、簡単に侵入できないことが多いですが、サプライチェーンの中にはセキュリティ対策が手薄な企業もあり、そこを踏み台に侵入し、本丸の大企業を狙って攻撃を広げるのが特徴です。     1-4. 内部不正による情報漏えい等の被害 内部不正による情報漏えいは、組織内部の人間による故意または過失によって引き起こされます。ここ数年は、テレワークの普及によるガバナンス低下の影響もあって、内部不正のリスクが高まっています。 また、最近では、再々委託企業の社員(業務委託社員)による、不注意による情報流出未遂といった事故もあったように、従業員へのセキュリティ教育や啓蒙が徹底できていないことも理由の一つでしょう。 毎年、トップ10内の順位の変動はあるものの、登場する脅威は変わらないため、取るべき情報セキュリティ対策の基本も目新しいことはありません。組織として基本の情報セキュリティ対策を、あらためて徹底することが重要といえるでしょう。     2.セキュリティ対策のポイント5点 10大脅威2024に出てきた脅威には、さまざまな種類のものがありますが、防御のためにやるべき対策は従来から変わりません。PCやシステムの脆弱性を極小化し、従業員のセキュリティに対する意識を高めることがもっとも大切です。 そのための基本的なセキュリティ対策が、以下の5点となります。 ・パスワード対策の徹底 ・セキュリティ対策ソフトウェアの導入 ・従業員教育の強化 ・適切なバックアップの実施 ・最新の脅威情報の収集 企業のシステム管理者はもちろん、全従業員が基本の対策を徹底することが重要となります。     2-1. パスワード対策の徹底 パスワードは、情報セキュリティ対策の基礎であり、最も重要なポイントの一つです。不正アクセスや情報漏えいを防ぐため、適切なパスワード管理を心がけましょう。 ・パスワードは複雑で推測困難なものにする ・パスワードを使い回さない ・パスワード管理ツールを活用する ・多要素認証を導入する 以前はパスワードの定期的な変更が推奨されていましたが、現在では、漏えいしたことがなければ変更せずそのまま使うほうが良い、とされています。社内でのパスワードポリシーを策定し、従業員に周知徹底しましょう。 なお、パスワードポリシーには、パスワードの長さ、文字種、変更頻度などを具体的に規定すべきです。     2-2. セキュリティ対策ソフトウェアの導入 従業員が使用するPCなどのセキュリティ強化のため、EPP(Endpoint Protection Platform)やEDR(Endpoint Detection and Response)を導入することも必須といえます。 EPPはウイルスの感染を防ぐためのソフトウェア製品・サービスであり、EDRはPCにインストールされたソフトウェアの振る舞いを監視し、異常を検知・対応するためのソフトウェア製品・サービスのことです。 エンドポイントセキュリティ製品「EXOセキュリティ」には、 アンチマルウェア機能やランサムウェア防止機能が備わっています。 リアルタイムにマルウェア探査を行うことで、外部からの感染を防止しつつ、疑わしいプロセスがPC上で実行されていないか、異常の検知を行うことが可能です。 この対策を実施することで、サイバー攻撃のリスクを低減することができます。 また、IT管理者は、ファイアウォールや侵入検知システム(IDS)、侵入防御システム(IPS)などのセキュリティ対策ソフトウェアを導入することで、システムやデータを保護することができます。ソフトウェアは常に最新の状態にアップデートしておくことも重要です。     2-3. 従業員教育の強化 ミスや不注意によるセキュリティインシデントを防ぐためには、全従業員を対象としたセキュリティ教育が不可欠です。 たとえば以下の内容の教育を定期的に実施し、従業員全員のITリテラシーの向上を図り、最新の情報や知識を習得できるようにします。 ・標的型攻撃への注意喚起 :フィッシングメールや不正な添付ファイルなど、標的型攻撃の手口を従業員に理解させ、注意喚起を行います。 ・内部不正防止 :企業倫理や情報セキュリティに関する教育を行い、内部不正を未然に防ぐための意識を高めましょう。 ・ソーシャルエンジニアリング対策 :手口や事例を共有したうえで、個々人のセキュリティ意識を高めることが重要です。   セキュリティ教育は、定期的に実施するのはもちろん、eラーニングを活用するなど受講しやすい環境作りも大切です。     2-4. 適切なバックアップの実施 ランサムウェアの被害などから迅速に復旧するには、バックアップの「3-2-1ルール」を理解しておくといいでしょう。   「3-2-1ルール」とは、2012年にアメリカのサイバーセキュリティー組織がルール化した方式で、以下のルールに基づいてデータのバックアップを行います。   ・3つのコピー データは少なくとも3つの異なる場所にコピーする。 これにより、1つの場所で損失が発生しても他の場所からデータを回復できる。   ・2つの異なるメディア データのコピーは異なるメディア(ハードディスク、クラウド、外部ドライブなど)に保存する。 これにより、あるメディアが損傷した場合でも別のメディアから復旧が可能となる。   ・1つのコピーはオフサイトに データのうち1つのコピーはオフサイト(社外やクラウド、テープなど)に保存する。 これにより、オフィス内での被害や災害に対応でき、データの安全性が向上する。     2-5. 最新の脅威情報の収集 IT管理者が情報セキュリティ対策を徹底するためには、常に最新の脅威情報を収集し、自社のシステムや環境にどのようなリスクがあるのかを把握することが必要となります。具体的には、以下の方法で情報収集を心がけましょう。   ・IPAの脆弱性対策情報(JVN)やセキュリティ情報をチェックする ・JPCERT/CCの注意喚起情報やセキュリティ関連情報をチェックする ・セキュリティ関連のニュース記事やブログを読む ・業界団体や専門家によるセミナーや講演に参加する         まとめ 本記事では、「情報セキュリティ10大脅威2024」の最新セキュリティリスクを確認し、基本的なセキュリティ対策5点を紹介しました。   ただ、この5点はいずれも基本的な対策ばかりです。   すべてを実施したからといって、対策は万全というわけではありませんが、最低限の防御にはつながるはずです。自社の状況やリスクに応じて、その他の対策を追加で講じることも重要です。   この記事がChatGPTの脆弱性について知りたかった方のお役に立てれば幸いです。       EXOセキュリティのご利用料金はこちら EXOセキュリティの無料トライアルはこちら

企業PCセキュリティのためのマルウェア防御策とは?
企業PCセキュリティのためのマルウェア防御策とは?

皆さん、こんにちは。 EXOセキュリティサポートセンターです。 悪性コードによるセキュリティの脅威が企業を取り囲んでいる最近の状況で、EXOセキュリティはレベルの高いセキュリティソリューションを提供しながら、企業PCを強力に守っています。 今回は、EXOセキュリティの主な特徴を中心に悪性コードの種類と作動原理の対比方法について調べてみます。 1. 企業のセキュリティと悪性コードの脅威 企業の業務環境の中で、セキュリティはとても重要となります。 特に、悪性コードによるPCセキュリティの脅威は、企業の重要なデータと情報を毀損して流出する可能性があり、深刻な問題として浮上しています。これに対応するためには、高いレベルのセキュリティソリューションが必要となります。 2. EXOセキュリティの役割 EXOセキュリティは、グローバルTOP3ワクチンのアビラ(AVIRA)エンジンをベースに、AIとクラウド分析技術が適用されたレベルの高い悪性コード探知力を提供しています。これは企業PCを保護する核心機能の一つであり、最新のセキュリティ動向を反映してアップデートを提供しているため、安心して使用できるという長所があります。 3. 主な悪性コード種類の紹介  3-1. ウイルス(Virus) • 特徴:自らを複製し、パソコン間で広がる悪性コードで、様々な種類の悪性コードを指す単語として使用されています。 • 攻撃方法:インターネット(掲示文など)やリムーバブルメディア(USB等)などを通じて感染する可能性があり、データ損傷、システム妨害などパソコンシステム自体を攻撃します。  3-2. ワーム(Worm) • 特徴:ネットワークを介して広がり、宿主となるPCが不要なマルウェアです。ウイルスと違う点としては、宿主が必要なくネットワークを通して、できるだけ多くの対象を感染させることを目標にします。  3-3. ランサムウェア(Ransomware) • 特徴:ユーザーのパソコンにファイルやオペレーティングシステムを暗号化し、金銭を要求するマルウェアです。ランサムウェアは感染時の復旧が容易ではなく、最も多く使われる悪性プログラムの一つであり、種類によっては復旧後も影響が残っているため、初期対応が非常に重要です。  3-4. ルートキット(Rootkit) • 特徴:悪意のあるソフトウェアの集まりで、自分や他のソフトウェアを隠したり、アクセスできない権限にアクセスできるように作られたマルウェアです。現代のルートキットは、自分と他のプログラムを隠すことが目的なので、探知が難しく、2次被害が発生する可能性があります。  3-5. スパイウェア(Spyware) / キーロガー(Keylogger) • 特徴:スパイウェアは、ユーザーの同意なしにインストールされ、パソコン情報を収集するマルウェアです。主に金融情報やマイナンバー、パスワード情報を収集します。これと似た悪性コードにはキーロガーというものがあります。キーボード入力を記録して情報を抜き取る悪性コードであり、主にパスワード、セキュリティ番号などの機密情報をそのまま収集することができます。  3-6. アドウェア(Adware) • 特徴:広告ポップアップを表示し、パフォーマンスを低下させるプログラムを指します。技術的には悪性コードには分類されませんが、アドウェアは広告に他の悪性コードの流布手段として使われることもあるので、決して軽く考えることができないプログラムです。 4. EXOセキュリティの機能と特徴を紹介  4-1. 高い悪性コード探知力 :EXOセキュリティはグローバルTOP3のワクチンのアビラ(AVIRA)エンジンを使用し、AIとクラウド分析技術を通じてレベルの高い悪性コード探知力を提供しています。  4-2. ランサムウェア対比機能 :EXOセキュリティは、ユーザーが保護したい拡張子やフォルダを指定して、ランサムウェアのような悪性コードに備えることができます。安全が確認されていないプログラムを遮断して、より強力な保護を提供し、危険ファイルを感知した時は、従業員にポップアップで知らせて優先的に遮断します。 EXOセキュリティはこのように強力な特徴を基に企業PCのセキュリティを強化し、 迅速な対応を通じて企業の機密情報を安全に保護するのに寄与しています。   「EXOセキュリティ」で企業PCをランサムウェアから未然に防いでください! EXOセキュリティはランサムウェアから企業PCを未然に保護する強力なソリューションを提供します。 安全が確認されていないプログラムがファイルを変更しようとするとき、EXOセキュリティで迅速に遮断し、ユーザーにポップアップでお知らせします。   より強力なセキュリティ機能は「EXOセキュリティ」で!   下記のリンクにて無料トライアルや資料請求も可能です! https://exosp.net/personal_data_protection   お問い合わせは、こちらから↓ ■メールでのお問い合わせ     :exo@jiransoft.jp ■チャットボットでのお問い合わせ :https://exosecurity.channel.io

2023年、企業の個人情報漏えい・紛失事故が過去最多!原因と対策を徹底解説
2023年、企業の個人情報漏えい・紛失事故が過去最多!原因と対策を徹底解説

2023年に発生した個人情報漏えい・紛失事故が過去最多となりました。本記事では、その結果をもとにセキュリティ事故の原因を整理したうえで、企業が今すぐ取るべき対策について、徹底解説します。   目次 2023年、個人情報漏えい・紛失事故が過去最多に 東京商工リサーチ 「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査から 大規模な情報漏えいやランサムウェア被害が多く発生 原因トップ3を確認 原因トップは「ウイルス感染・不正アクセス」 人為的ミスも増加!「誤表示・誤送信」に注意 増加する「不正持ち出し・盗難」 企業が今すぐ取るべき対策とは セキュリティ対策の強化 情報管理体制の整備 従業員のセキュリティ意識向上の徹底 まとめ   1. 2023年、個人情報漏えい・紛失事故が過去最多に 東京商工リサーチの調査によると、2023年の個人情報漏えい・紛失事故の件数は175件、漏洩した個人情報は4,090万件を超えたとのこと。この調査結果を確認したうえで、直近の傾向を分析していきましょう。     1-1. 東京商工リサーチ 「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査から 東京商工リサーチが実施した”2023年「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査”によると、2023年に上場企業とその子会社で発生した個人情報漏えい・紛失事故の件数は175件、漏えいした個人情報は4,090万件を超え、いずれも過去最多となりました。 この集計結果は各企業が自主的に公表したものだけですが、それでも漏えい・紛失した可能性のある個人情報は、調査を開始した2012年からの累計で1億6,662万人分にも達していて、膨大な量であることは明らかです。 このセキュリティ事故の原因は、ウイルス感染・不正アクセスが最も多く、次いで人為的ミス、不正持ち出し・盗難とのこと。とくに2023年は、大規模な情報漏えいやランサムウェア被害が相次ぎ、被害規模が拡大した年だったといえるでしょう。     1-2. 大規模な情報漏えいやランサムウェア被害が多く発生 2023年には、以下のような情報漏えいやランサムウェア被害が確認されています。 • 2023年6月、大手中古車販売ガリバーがランサムウェアの被害に逢い、個人情報240万件の漏えいの可能性を発表 • 2023年7月、名古屋港運協会でランサムウェア感染が原因でシステム障害が発生し数日間にわたり業務停止 • 2023年10月、NTTグループ会社の元派遣社員が928万人分の個人情報を不正流出させたことを発表 • 2023年11月、LINEヤフー株式会社でマルウェア感染をきっかけとした不正アクセスにより、40万件以上の個人情報漏えいが発生   これらの事例は、いずれも企業のセキュリティ対策が不十分だったことに原因があるといえるでしょう。 とはいえ、これは氷山の一角です。他のどの企業も情報セキュリティ対策を強化し、従業員教育を徹底することで、個人情報の漏えいを防がなければなりません。   2. 原因トップ3を確認 では、なぜこれほど多くの個人情報漏えいなどのセキュリティ事故が発生してしまうのでしょうか? 以下では、事故の原因トップ3について解説していきます。   2-1. 原因トップは「ウイルス感染・不正アクセス」 「ウイルス感染・不正アクセス」を原因とする事故が、全体175件のうち半数以上の93件を占め、最多となりました。 ウイルスやマルウェアは、メールに添付されていた不正なファイルやURLリンクを不用意に起動したり、クリックするだけで感染することがあります。その後、正規のプログラムやファイルに偽装して、密かに潜伏して不正活動を行います。 そのため、多くはユーザーに気づかれることなく情報を搾取したり、不正アクセスを続けたりします。 外部から攻撃しやすくするため、マルウェアがバックドア(裏口)を作ることもあります。その他、USBメモリなどの外部記憶媒体の使用も、ウイルス・マルウェア感染の原因となることがあります。システムの脆弱性を突かれたり、弱いパスワードを解読したりすることで、不正アクセスを受ける可能性もあります。     2-2. 人為的ミスも増加!「誤表示・誤送信」に注意 重要情報を誤って外部のWebサイトに公開してしまったり、顧客情報を含むメールを別な人に送ってしまったり、といった人為的ミスも増えています。 とくに、メールは企業間の情報のやりとりに必須のツールで、非常に多くの人が使っているだけに、チェック機能が働かずにミスのまま送信することが多くなっているようです。 たとえば、宛先メールアドレスの間違いや、別なファイルを添付して送信してしまった、BCCに設定すべき顧客アドレスをTOやCCに間違えて記載してしまった、といったミスは誰もがやりがちです。 これらのミスを防ぐために、従業員教育の徹底はもちろん、ミスを誘発しない操作の見直しや、間違いがないかをチェックする仕組みの導入なども必要でしょう。     2-3. 増加する「不正持ち出し・盗難」 USBメモリにデータをコピーし、別な事業所に搬送する際に誤って紛失してしまった、という単純ミスの事例もありますが、悪意ある人間が個人情報を大量に名簿業者に売却するといった、犯罪行為での持ち出しや盗難も多く発生しています。 容易に外部に持ち出しできないような、仕組みや体制作りが重要となるでしょう。     3. 企業が今すぐ取るべき対策とは 個人情報漏えいは一度発生してしまうと、信頼を大きく損うだけでなく、多額の損害を負う可能性もあります。 ここでは、情報漏えいを防ぐために、企業が今すぐ取るべき3つの対策を詳しく解説します。     3-1. セキュリティ対策の強化 セキュリティソフトの導入はもちろん、常にセキュリティアップデートを適用し、最新の脅威にも備えましょう。 マルウェア感染対策やフィッシング、ランサムウェア対策機能を持ったセキュリティソフトウェアを使用することで、機密データを保護し、個人情報漏えいを防ぐことができます。USBメモリなど外部記憶媒体へのファイル持ち出しを防止する機能も、情報漏えい予防に必須といえるでしょう。 また、システムの脆弱性を放置したままだと、不正アクセスや攻撃を受ける可能性があります。 定期的に情報システム全体に対しての脆弱性診断を実施し、脆弱性を発見したら速やかに修正しましょう。     3-2. 情報管理体制の整備 情報セキュリティに関する責任者を設置し、体制を強化することは不可欠です。 一般的には、情報セキュリティ組織のトップを経営者とし、その下に情報セキュリティ管理責任者を設置する組織体を整備すべきです。そのうえで、企業におけるセキュリティポリシーを整備すると同時に、インシデント対応マニュアルを作成しましょう。 一つの小さなミスが大規模な情報漏えいにつながる可能性があります。 情報の取り扱いについて適切なセキュリティポリシーを策定することは、情報漏えい対策の重要な第一歩となるはずです。 また、具体的な事例とともに、情報漏えい発生時の対応手順を明確に記載したマニュアルを作成し、迅速に対応できるようにしましょう。   3-3. 従業員のセキュリティ意識向上の徹底 研修では、情報セキュリティ全般に関する基本概要だけでなく、最新の脅威や具体的な対応方法についても盛り込むことで、セキュリティ意識向上につなげるようにします。 もちろん、研修を一度やっただけで終わってはいけません。 定期的に研修内容を最新化し、最低でも年に一度、全員が受講するようにしましょう。 また、強力なパスワード管理の徹底も重要な情報漏えい対策の一つです。 複雑で推測されづらいパスワードを設定するよう、研修の中で従業員に啓発するべきです。可能であれば、多要素認証を導入するなど、企業全体のセキュリティをさらに強化する対策を導入しましょう。     まとめ 2023年は企業にとって、個人情報保護の重要性がますます高まった年といえるでしょう。 企業は、上記の対策を参考に、個人情報漏えい・紛失事故を防ぐための対策の整備を進めなければなりません。 また、従業員一人ひとりが情報セキュリティの重要性を認識し、適切な行動をとることが、企業の信頼を守り、持続的な成長を実現するための鍵となるでしょう。       EXOセキュリティのご利用料金はこちら EXOセキュリティの無料トライアルはこちら

ChatGPTの脆弱性とは?セキュリティリスクや問題視すべき点と対処法について解説
ChatGPTの脆弱性とは?セキュリティリスクや問題視すべき点と対処法について解説

ChatGPTをビジネスで活用したい、業務の効率化に役立てたいとお考えではありませんか。ChatGPTを安全に利用するためには、ChatGPTの脆弱性について理解を深めておく必要があります。 今回はChatGPTの脆弱性やセキュリティリスク、ChatGPTを利用する際に問題視すべき点、ChatGPTを安全に利用するための対処法についてお話しします。   目次 ChatGPTの脆弱性やセキュリティリスク ChatGPTの提供元が設定したルールや制限が機能しないことがある ChatGPTに入力した内容によって答えが変化する ChatGPTの生成したコンテンツが正しいとは限らない ChatGPTを悪用して情報を盗まれる可能性がある ChatGPTで生成したコンテンツにリスクがあることも ChatGPTを利用する際に問題視すべき点 ChatGPTの生成したコンテンツの著作権 ChatGPTの生成したコンテンツの正確性 ChatGPTの生成したコンテンツの安全性 ChatGPTの生成したコンテンツの違法性 ChatGPTの生成したコンテンツの二次利用 ChatGPTを安全に利用するための対処法 ChatGPTの生成したコンテンツを検証すること ChatGPTで生成した内容のバイアスを意識すること ChatGPTに入力する内容を制限すること ChatGPTの利用自体を制限すること ChatGPTに曖昧になる答えを求めないこと まとめ   1. ChatGPTの脆弱性やセキュリティリスク はじめにChatGPTの脆弱性やセキュリティリスクについて解説します。     1-1. ChatGPTの提供元が設定したルールや制限が機能しないことがある ChatGPTの生成するコンテンツは、ポリシーに準じて暴力的な表現やヘイトスピーチ、差別などの文章を生成しないようになっています。 しかし、文章の表現が人によって受け止め方が異なるため、結果としてルールや制限が機能しないという脆弱性が存在しているのです。     1-2. ChatGPTに入力した内容によって答えが変化する ChatGPTに入力した内容によって、答えが変化してしまうのも脆弱性と言えます。 ChatGPTはあくまでも膨大なデータからAIによって学習した結果を出力するに過ぎません。同時にChatGPTとの対話の中でもリアルタイムに学習をしていくため、コミュニケーションした内容によって異なる結果が出力されるということを知っておく必要があります。     1-3. ChatGPTの生成したコンテンツが正しいとは限らない ChatGPTの生成したコンテンツは、必ずしも現実に基づいて正確であるとは限らないのも脆弱性です。 例えば、現時点の世界人口という形で尋ねたとしても、正確な結果が得られることがないように、その他の情報についても最新で正しいということは担保されていないと理解しておく必要があります。     1-4. ChatGPTを悪用して情報を盗まれる可能性がある ChatGPTに入力した情報が、悪意のある第三者によって盗まれる可能性があることも脆弱性と言えます。ChatGPTはあくまでもプログラムであり、質問の仕方次第で本来であれば答えないような内容も答えてしまうということです。 もちろん、ただ単に機密情報を聞いたり、個人情報を勝手に話したりするようなことはありませんが、ChatGPTは入力された情報を記憶し、それらに基づいて返事をするということは忘れてはなりません。     1-5. ChatGPTで生成したコンテンツにリスクがあることも ChatGPTには提供元の設定したポリシー、ルール、制限によってリスクのないコンテンツが生成されるようにはなっているものの、絶対にリスクがないと断言できないのも脆弱性と言えるでしょう。 例えば、特定の時点において学習したデータの中に、自然な形で危険な内容が盛り込まれていた場合に、そうとは気づかずに出力されてしまい、利用することでリスクが生じてしまうことも考えられるのです。       2. ChatGPTを利用する際に問題視すべき点 次にChatGPTを利用する際に問題視すべき点について解説します。     2-1. ChatGPTの生成したコンテンツの著作権 ChatGPTの生成したコンテンツの著作権の著作権は利用者にあるものの、内容によっては著作権を侵害してしまう可能性があります。 例えば、同じような内容になる文章が他の人も出力していた場合において、先に公開した方の著作権を侵害してしまうようなことが考えられるのです。     2-2. ChatGPTの生成したコンテンツの正確性 ChatGPTの生成したコンテンツの正確性も問題視すべきと言えます。 例えば、ChatGPTが出力した内容が間違っているのに、そのまま情報を発信してしまい、それを信じた閲覧者の方が間違った情報を信じて実践したら、何らかの被害を受けてしまう可能性があるということです。     2-3. ChatGPTの生成したコンテンツの安全性 ChatGPTの生成したコンテンツの安全性も問題視するべきでしょう。ChatGPTの出力する文章はそのまま読んでいると安全で正しく見えますが、必ず安全であるとは限らないということです。 実際に何らかのプログラムのコードを出力した場合においても、見た目上は正しく機能しているように見えて、セキュリティ的に危険であることも考えられます。     2-4. ChatGPTの生成したコンテンツの違法性 ChatGPTの生成したコンテンツに違法性がある可能性も問題視すべきです。 もちろん、ChatGPTの提供元が用意したポリシーにおいて、危険な情報の出力は制限されてはいますが、結果として違法になるような情報が出力されてしまうということも忘れてはならないと言えます。     2-5. ChatGPTの生成したコンテンツの二次利用 ChatGPTの生成したコンテンツを二次利用する場合、情報の精査がしっかりと行われていないと思わぬリスクが発生することも問題視すべきと言えるでしょう。 前述したように著作権、正確性、安全性、違法性などのことを考えると、出力されたコンテンツをそのまま二次利用することで、情報の発信源として責任が問われるということです。       3. ChatGPTを安全に利用するための対処法 次にChatGPTを安全に利用するための対処法について解説します。     3-1. ChatGPTの生成したコンテンツを検証すること ChatGPTを安全に利用するためにも、ChatGPTの出力したコンテンツを検証する体制を整えましょう。 正しく安全であるかどうか精査し、検証することができれば問題ないということでもあります。     3-2. ChatGPTで生成した内容のバイアスを意識すること ChatGPTの出力する内容に、バイアス、すなわち偏りがあることも意識しましょう。 ChatGPTはあくまでもデータに基づいて情報を出力するため、実際の現実の状況と異なってしまう可能性があることを知っておいてください。同様に古いデータを参照しているような場合において、最新の情報と比較検討し、精査して正しい情報が発信できるようにすることも大切です。     3-3. ChatGPTに入力する内容を制限すること ChatGPTに入力する内容を制限することも重要と言えます。 例えば、ChatGPTはプラグインを利用することで、CSVファイルを読み込むことができますが、そのCSVファイルに個人情報や機密情報が含まれていると、学習させた内容が他の人にも参照されてしまう可能性があるので危険です。 安易にデータをアップロードさせないようにするためにも、個人情報・機密データ保護をシステム的に行い、ヒューマンエラーも含めて個人情報や機密データが漏えいしないように注意することをおすすめします。     3-4. ChatGPTの利用自体を制限すること ChatGPTはパソコンのブラウザで簡単にアクセスすることができます。 企業や組織として用意したデバイスでChatGPTを利用された場合、悪意がなくてもデータを誤ってアップロードしてしまったり、もしくは悪意を持って内部不正をしてしまったりするようなことも考えられるため、アプリケーション制御の機能などを用いて、アップロードができないようにしておく必要があるということです。 同じくIT運営管理最適化(IT資産管理)を導入し、ChatGPTを利用できるデバイスの制御、もしくはアクセス自体の制御することも安全に利用するための対処法になります。     3-5. ChatGPTに曖昧になる答えを求めないこと ChatGPTに曖昧になる答えを求めないことも重要です。 例えば、ChatGPTはビジネス文書のような挨拶文、文章の要約、答えや結果が一つしかない情報を出力する場合には強いですが、人の気持ちは心と言ったようなもの、体質によって異なるようなものなども含めて曖昧になってしまう答えを求めてはいけません。 特にビジネスで利用する場合において、ChatGPTの出力した結果で「判断」をしてしまうようなこと、「決断」する根拠にしてしまうことなどは避けましょう。一見正しそうに見えても間違っている可能性があることを考慮し、出力した情報が正しいかどうか精査しながら利用することが安全性を高めるための対処法だと覚えておいてください。         まとめ 今回はChatGPTの脆弱性やセキュリティリスク、ChatGPTを利用する際に問題視すべき点、ChatGPTを安全に利用するための対処法についてお話しました。 当社の提供する法人向けエンドポイントセキュリティ「EXOセキュリティ」を上手に活用することで、ChatGPTの脆弱性によるセキュリティリスクを軽減することにつながります。安全にChatGPTを有効活用したいとお考えであれば、是非ともこの機会にご相談、お問い合わせください。 この記事がChatGPTの脆弱性について知りたかった方のお役に立てれば幸いです。       EXOセキュリティのご利用料金はこちら EXOセキュリティの無料トライアルはこちら

ワーケーション導入時のセキュリティに関する注意事項
ワーケーション導入時のセキュリティに関する注意事項

皆さん、こんにちは。 EXOセキュリティサポートセンターです。   皆さんは「ワーケーション」という言葉をご存じですか?   ※「ワーケーション:workcation」とは :「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語、  自宅やオフィスではなく、観光先などで休暇を取りながら、働くこと。 近年、企業のクラウドサービスの利用が増えたことにより、デジタル転換が加速化し、 今日ではノートパソコン一つを持って、ワーケーションを実行することができる時代になりました。創意的な成果と役職員のストレス管理という側面で、ワーケーションは肯定的な効果をもたらすことができるため、多くの企業がこのような勤務形態を取り入れ始めています。   しかし、セキュリティの側面から見ると、ワーケーション時の勤務環境は社内ネットワーク環境とは異なり、外部からインターネットを利用しなければならなりません。それ故、社内ネットワーク環境に比べてセキュリティに対し脆弱にならざるを得ません。そのため、ワーケーションに関心がある企業は、ワーケーション時のセキュリティ環境に関し検討する必要があります。 このような場合、脆弱性を最小限に抑え、安全な環境で勤務できるためにはどうすればよいのでしょうか? そのような環境がすぐに整えることができればワーケーションもスピード感を持って導入ができます。 ワーケーションを実施する時に従業員と企業には、セキュリティ上、どのような脅威があるのでしょうか?   1. ハッキング、ランサムウェア ネットワークセキュリティ環境ではなく、共用Wi-Fiなどのセキュリティが無防備なネットワーク環境では、 ユーザの機器に不正行為を行うプログラムをインストールするなどのセキュリティ上の問題が発生する可能性があります。   2. 情報漏洩 リムーバブルメディアの使用や許可されていないアプリケーション、またはデバイスに情報を移動させたり、 自分の知らないうちにウェブサイトに社内情報を掲示するなど、社内の機密情報が漏洩するセキュリティ問題が発生する可能性があります。 EXOセキュリティと共に安全なワーケーション セキュリティの脅威を最小限に抑えるため、基本的なセキュリティのルールをきちんと守るだけで、従業員は社外でもより安全に勤務できるでしょう。EXOセキュリティには、ワーケーション導入時に心配なセキュリティ脅威を簡単に管理できるセキュリティ機能が含まれています。 1. Windows(OS)アップデートの最新化のメンテナンス セキュリティの脆弱性をなくすために最も重要なことは、最新化されたOSとソフトウェアを使用することです。 しかし、従業員のPCに最新のOS、ソフトウェアが実行されているかどうかは分からないです。 幸いにEXOセキュリティではOSパッチが必要な従業員を確認することができます! 2. ワクチンプログラムをインストールして定期的に検査 ワクチンプログラムをインストールしてリアルタイムで保護し、定期的な予約検査を通して隠されている悪性コードを除去できます。EXOセキュリティでは、上記機能がすべて自動的に行われます。 予約検査を行う時間だけ設定していただければ、ワーケーション中であっても、セキュリティチームが常に一緒にいるような心強い状況となるでしょう。 3. ノートパソコンのパスワード設定とスクリーンセーバーの使用 ワーケーションの空間が開放されている環境であれば、 ノートパソコンの盗難、紛失などの物理的な脆弱性を通じて情報が漏洩する可能性があります。 PC脆弱性チェック機能により、従業員のパスワード状態、スクリーンセーバーの使用可否を確認することができます。 4. 個人情報・機密データ保護ファイルの持ち出し制限または承認後に持ち出し許可 従業員がERP、CRMなどの業務サイトで企業の顧客情報や機密情報をダウンロードできます。この時、簡単に持ち出せるUSBにコピーしたりLINEのような個人メッセンジャーでファイルを送付することができますが、管理がうまくできず、情報が漏洩したり個人情報保護法に違反する行為が発生することがあります。   ノートパソコンを外部から使用するときは、内部文書の持ち出しにもっと気を配ってください。EXOセキュリティでは管理者の承認を得てファイルを持ち出せることができるようにファイル持ち出し承認機能を活用できます。 ワーケーションは、確かに従業員の士気向上や短期間の業務集中が必要な時に有効な経営手段になると思います。 会社内のワーケーション運営を検討されるなら、サイバーセキュリティの脅威も考慮し、より意味のある時間になれればいいと思います。   ワーケーションセキュリティもEXOセキュリティと共に!  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー その他にも、「EXOセキュリティ」には活用できる機能が沢山! ぜひ、下記ページも合わせてご参照ください。 https://aware-headphones-7d4.notion.site/EXO-c6a8528b957c425fa8f175992ebd1941   ※上記ページは、管理者ページ左下のご利用ガイドからもご覧いただけます。   お問い合わせは、こちらから↓ ■メールでのお問い合わせ   :exo@jiransoft.jp ■チャットボットでのお問い合わせ   :https://exosecurity.channel.io

境界防御とゼロトラストの違いとは?次世代のセキュリティ対策を解説
境界防御とゼロトラストの違いとは?次世代のセキュリティ対策を解説

次世代のセキュリティ対策が各社で求められる中、根本的なセキュリティ対策の方針の見直しが必要になってきました。その際注目を集めているのがゼロトラストと呼ばれる概念で、従来の境界防御とは異なるコンセプトで対策を進める必要があると考えられています。 この記事では、そんなゼロトラストの概要について、境界防御が抱える課題などに注目しながらその違いと特徴を解説します。   目次 境界防御とは 境界防御の課題 ゼロトラストとは ゼロトラストとは DXの推進 リモートワークの普及 サイバー攻撃の増加・多様化 ゼロトラストの実現に必要な取り組み まとめ   1. 境界防御とは 境界防御とは、これまで広く普及してきたサイバーセキュリティ対策の根本にある、ゼロリスク的な考え方を指すものです。サイバー攻撃の脅威はインターネットを介して外部からやってくるものであるという考えに基づき、水際のセキュリティを強化することで、ウイルスなどを侵入させないよう対策を講じます。 境界防御の考え方の優れた点は、外部からの攻撃に対してのセキュリティ意識が高い点にあります。コンピュータウイルスは一度内部に侵入されてしまうと被害をゼロに抑えることが難しく、駆除が確実に行えるとも限らないため、まずは侵入されないよう工夫することが大切です。 境界防御の考え方、つまり内部への侵入を抑止して安全なインターネット利用環境を維持するアプローチは、今日においてもセキュリティ対策の基礎として知っておくべき知見でしょう。       2. 境界防御の課題 境界防御はセキュリティの基礎である反面、近年はこの考え方に上に依存することは、かえって脅威を増大させてしまう可能性があることから、懸念の声もあります。 境界防御の大きな欠点は、水際での対策にこそ強力な効果を発揮する一方、一度侵入されて仕舞えば脅威に対して何の対策も施せないという点です。 例えばインターネット経由でのセキュリティに力を入れておきながら、内部の人間による情報の持ち出し、あるいは境界防御が行き届いていない私物PCや回線の使用によって、重大なインシデントが発生してしまうようなケースです。 境界防御に基づくセキュリティ対策は、いずれもこのような事態を想定していない試作ばかりであることから、十分にリスクをコントロールできない問題を抱えています。       3. ゼロトラストとは このような境界防御の考え方が抱える問題に対処すべく台頭しているのが、ゼロトラストと呼ばれる新しいセキュリティ対策の考え方です。 ゼロトラストは、トラスト(信用)がゼロ、つまりいかなる対策やルールも信用せず、リスクはいつでも実現し得るということに基づいた現実的なセキュリティ対策を整備することをコンセプトとしています。 境界防御型の最大の課題は、脅威を全て水際で食い止めることを前提としているため、万が一脅威が内部に侵入してしまった時の対策を考えていないことにあります。一方のゼロトラストは、あらゆる対策を施した上で、それでもセキュリティを突破されてしまった場合の対処法についても想定しているため、攻撃被害を最小限に抑えることができるわけです。 サイバー攻撃はいつでも、どこからでも起こり得るという考え方に基づき、あらゆる脅威を想定してセキュリティ対策を進めるアプローチが、近年は強く求められるようになってきました。       4. ゼロトラストが普及する背景 ゼロトラストの考え方がここ数年で広く普及するようになった背景としては、以下の3つの理由が考えられます。     4-1. DXの推進 一つは、DXが国内外で広く実施され、業務のデジタル化が高度に進められたことです。従来のアナログ業務が含まれている現場では、デジタルを扱う頻度や量が少なく、インターネットとは切り離されたデータなども多く含まれていたため、サイバー攻撃対策の重要性はさほど高いものではありませんでした。 しかし近年はDXの浸透に伴い全業務のデジタル化が実現しているケースも増え、インターネットに全てのデータベースが接続されていることも増えています。 結果、サイバー攻撃を受けた時の被害は従来よりも大きくなることが懸念されており、以前より高度なサイバーセキュリティ対策が必要になっているわけです。     4-2. リモートワークの普及 リモートワークはDXの普及に伴い浸透してきた、新しい働き方の一つです。オフィスからだけでなく、自宅や休暇先からも業務を進められるような環境がデジタルツールのおかげで整備しやすくなったことで、多様な働き方を導入している企業が増えています。 ただ、リモートワークは働き方改革の後押しとなる反面、セキュリティリスクの増大も懸念されている取り組みです。 私用のスマホやPCから社内システムにアクセス、あるいはセキュリティ対策が十分ではないネットワーク環境を利用することによる情報漏えいやサイバー攻撃のリスクが心配され、これらはいずれも従来の境界防御型のセキュリティ対策では回避することができません。 というのも、境界防御のセキュリティ対策は特定のチャネルに外部とのアクセスを限定することを想定した仕組みであるため、リモートワークによって至る所からインターネット接続が行われる場合、境界防御を実現できなくなるからです。     4-3. サイバー攻撃の増加・多様化 このようなDXの浸透に伴い、サイバー攻撃の方法や数そのものもこの10年ほどで急激に増加していることも踏まえなければなりません。 近年特に増えているのが、企業を狙った金銭目的のサイバー攻撃です。個人を狙うイタズラ目的のサイバー攻撃ではなく、組織に明確に被害を与えることに特化した攻撃が世界中で実施されており、日本企業も例外ではありません。 サイバー攻撃のきっかけも多様化していることから境界防御で全ての攻撃を防ぐことは不可能に近くなっており、実際に被害を受けてからどう立ち直るか、というレジリエンスの部分にも注目することが求められています。     5. ゼロトラストの実現に必要な取り組み 上記のような被害を回避するべく、各社ではゼロトラストを前提としたセキュリティ対策環境の整備が進んでいます。ゼロトラストの実現に必要な取り組みとしては、 • 複合的なソリューションの導入 • 高度なID管理環境 • アクセスや行動ログの管理強化 といったものが求められます。 ゼロトラストは特定のソリューションを指す言葉ではなく、複数のシステムを相互に連携させることで、初めて実現可能なセキュリティの概念です。高度な検知システムや診断ソリューションの導入、リモートアクセス環境の整備やSD-WANの整備など、自社の課題に応じた対策が必要になります。 また、自社システムにアクセスするためのID管理も高度に実施する必要があるでしょう。アクセス権限を細分化し、機密情報へ容易にアクセスできない仕組みを整えなければなりません。 それに伴いアクセスログや各デバイスの行動ログもリアルタイムで取得し、不審なアクセスや行動が確認できた場合、直ちに強制ログアウトしたりデバイスをリモートコントロールしたりといった、攻撃を未然に防ぐ仕組みが必要です。         まとめ この記事では、境界防御が抱える課題と、それをクリアするためのゼロトラストの仕組みについて、解説しました。 ゼロトラストは高度なセキュリティ環境の構築によって、サイバーセキュリティのリスクや、攻撃時の被害を最小限に抑えるための重要なコンセプトです。実現にあたってはシステム構築コストなどが発生するものの、コストに見合った安心のセキュリティ環境の整備に役立つでしょう。       EXOセキュリティのご利用料金はこちら EXOセキュリティの無料トライアルはこちら